デリカD5のルーフラックから荷物が高速道路で吹き飛んだ話

これは、絶対に同じ経験をしてほしくないからこそ書く記事です。

先日、家族で千葉へ潮干狩りに行った帰り道のこと。デリカD5のルーフラックに積んでいたケースが、高速道路で吹き飛びました。

幸い大きな事故にはなりませんでしたが、高速道路で車を停めて車外に出るという、生涯で最も怖い体験のひとつになりました。同じ思いをするD5オーナーが一人でも減るように、恥ずかしながらそのすべてをお伝えします。

使っているルーフラック:4×4 MACHIYAMA

我が家のデリカD5には4×4 MACHIYAMA のルーフラックを装着しています。見た目もカッコよく、積載量も十分で気に入っているアイテムです。

今回の千葉・潮干狩りへの道中、そのルーフラックにケース(衣服などを入れた荷物)をゴムバンドで固定して積んでいました。行きは問題なく、まさか帰りにあんなことが起きるとは思っていませんでした。

高速道路で起きたこと

帰路の高速道路。その日はとにかく風が強い日でした。

走行中に突然、後方で何かが飛んだような気配を感じました。ルームミラーを見ると——ケースが道路の外へ転がっていくのが見えました。

瞬間、頭の中が真っ白になりました。

幸いだったのは、後続車がいなかったこと。ケースは道路外へ転がったため、他の車に直撃することはありませんでした。もし後続車がいたら……と考えると、今でも背筋が凍ります。

※AIでイメージを伝えて書いてもらった画像です。こんなイメージでした。

高速道路で車を停め、車外へ出るという恐怖

ケースの中には衣服が入っていたため、そのまま放置するわけにはいきません。高速道路上に車を停め、やむなく車外に出て荷物を回収しなければならない状況になりました。

高速道路で車を止める、車外に出る——これがどれほど危険なことか、実際に経験して初めて骨身に染みました。猛スピードで走る車の横に立つ恐怖は、言葉では表現できません。

そのとき、たまたま高速道路の警備隊が近くを走行していたのです。

高速警備隊の方々に、本当に助けていただきました

駆けつけてくれた高速警備隊の方々は、私たち家族の安全を確保しながら、飛んでいった荷物の回収まで手伝ってくれました。

プロの対応というのはこういうものか、と感じると同時に、感謝しかありませんでした。本当にありがとうございました。あの日、あのタイミングで近くにいてくれたことに、心から救われました。

子どもも一緒だったため、精神的なダメージは相当なものでしたが、警備隊の方々の落ち着いた対応のおかげで、家族全員無事に帰宅することができました。

回収したケースです。落下の衝撃が大きかったことが分かります。ただ、このケースはそんな衝撃を受けても、中身が飛び出すことはありませんでした。(中身が飛び出したのでは別にビニールにいていた洗濯物でした)

その後すぐにとった対策

最寄りのインターで高速を降り、ホームセンターによりゴムバンドを2つ追加購入。すぐに積み直しをしました。持っていたゴムバンドと追加した2つのバンドで3重にかけ直し、荷物が動かないようしっかり固定。その後は問題なく帰宅できました。

でも、これは「たまたま無事だった」だけの話です。もっと早くしっかり固定していれば、そもそも起きなかった出来事でした。

この経験から学んだこと

今回の経験で、ルーフラックの積載について根本的に考え直しました。

①1本のバンドだけでは飛んでいく可能性がある

「ゴムバンドで固定しているから大丈夫」という過信が今回の事故の原因でした。高速走行中の風圧は想像以上に強く、1本のゴムバンドでは固定力が足りないことを痛感しました。複数のバンドを組み合わせて、縦・横・斜めと多方向から固定することが必要です。

②風の強い日は特に要注意

天気予報で「強風」が出ている日のルーフラック使用は、固定を通常より念入りに行う必要があります。特に高速道路では走行風と自然風が合わさり、想定外の力がかかることがあります。出発前に必ず荷物を強めに引っ張って確認する習慣をつけましょう。

ルーフラックの荷物を確実に固定するおすすめアイテム3選

同じ失敗を繰り返さないために、今は以下のアイテムを組み合わせて使っています。ゴムバンドだけに頼るのは卒業です。

① ラッシングベルト(締め付けベルト)

荷物をしっかり締め付けるための定番アイテム。ラチェット式なら強い力で固定でき、ゴムバンドとは比べ物にならないほどの固定力があります。ルーフラック使用者には必須と言えるアイテムです。

  • 締め付け力が強くズレにくい
  • 長さ調節が自在
  • 耐荷重も高く安心

② カーゴネット(荷物固定ネット)

荷物全体をネットで覆うことで、バンドが外れても荷物が飛び出しにくくなります。ラッシングベルトと組み合わせて使うことで二重の固定になり安心感が大幅アップします。

  • 荷物をまるごと包んで飛び出しを防ぐ
  • サイズ違いの荷物でも対応しやすい
  • 収納時はコンパクト

③ 荷台用 ゴム紐

シンプルですが、意外と信頼できる固定方法のひとつ。何重かにすれば間違いなく安全です。そして、なによりも価格も安く、ひとつ車に積んでおくと何かと役立ちます。

  • コスパが高い
  • 自在に長さを調整できる
  • いざというときの予備として車に常備可能

まとめ|「大丈夫だろう」が一番危ない

今回の経験を一言で表すなら、「慢心」でした。

ゴムバンド1本で大丈夫だろう。このくらいなら飛ばないだろう。そんな「だろう運転」ならぬ「だろう固定」が、高速道路上での修羅場を生みました。

  • ラッシングベルトで縦横しっかり固定する
  • カーゴネットで全体を覆う
  • ロープを補助として使う
  • 出発前に荷物を強く引っ張って確認する
  • 強風の日はルーフラックへの積載を控えるか、固定を倍にする

この記事を読んでくれたあなたには、絶対に同じ思いをしてほしくありません。楽しいファミリードライブの帰り道が、一瞬で恐怖の体験に変わります。

ルーフラックを使うなら、固定は絶対に妥協しないでください。

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