朝晩がぐっと冷えてきて、そろそろスタッドレスタイヤの準備を考える季節になりました。デリカD5で冬のキャンプやスキーに出かける我が家にとって、スタッドレス選びは毎年の大事なイベントです。
我が家のデリカD5は、夏はBFグッドリッチのKO2、冬はダンロップのSUV用スタッドレス「SJ8」を履いています。この記事では、実際にSJ8を使ってきた感想と、2026年秋に発売されたばかりの新モデルも含めて、デリカD5に合うスタッドレスタイヤを5本に絞って紹介します。
「純正サイズはどれ?」「SUV用と普通のスタッドレスは何が違うの?」「いつ交換すればいい?」という疑問にも、まとめて答えていきます。
まずはデリカD5の純正タイヤサイズを確認しよう
スタッドレスを選ぶ前に、自分のデリカD5のタイヤサイズを確認しておきましょう。現行型(3DA-CV1W)は、グレードによって16インチと18インチの2種類があります。
| グレード | 純正タイヤサイズ |
|---|---|
| Mグレード | 215/70R16 |
| M以外(G・P・アーバンギアなど) | 225/55R18 |
正確なサイズは、運転席のドアを開けたところに貼ってあるシールか、今履いているタイヤの側面の刻印で確認できます。
18インチ車は16インチに「インチダウン」する選択肢も
18インチ車でも、冬だけ16インチのホイールとスタッドレスを組み合わせるオーナーは多いです。タイヤの値段が下がりやすく、タイヤの厚みが増えるので段差の衝撃もやわらぎます。ただし、ブレーキに当たらないホイールを選ぶ必要があるので、購入するときはタイヤ店で適合を確認してもらいましょう。
ちなみに我が家も16インチのホイールで、夏タイヤは少し太めの235/70R16を履いています。
デリカD5のスタッドレス選びで大事な3つのポイント
① 「SUV用」のスタッドレスを選ぶ
デリカD5は車重が2トン近くあり、背も高い車です。乗用車用ではなく、重い車や4WDに合わせて作られた「SUV用」のスタッドレスを選ぶと、ふらつきにくく、すり減りにくくなります。今回紹介する5本はすべてSUV用です。
② 「氷」と「雪」、どちらを走ることが多いか
スタッドレスには、凍った路面(アイスバーン)が得意なものと、雪が積もった道が得意なものがあります。雪国に住んでいて毎日のように凍った道を走るなら氷に強いもの、我が家のように関東から週末にスキー場へ行くくらいなら、雪道と乾いた道のバランスが良いものが向いています。
③ 静かさと長持ちも大事
関東などでは、冬でも乾いた舗装路を走る時間の方がずっと長いです。高速道路で遠出することが多いなら、ロードノイズの小ささや、すり減りにくさも比べておくと後悔しません。
ロードインデックスと「XL規格」に注意
タイヤの側面には「100Q」のように、どれだけの重さを支えられるかを示す数字(ロードインデックス)が書いてあります。純正タイヤの数値(215/70R16は100、225/55R18は98)以上のものを選びましょう。
また、サイズの後ろに「XL」と付いたタイヤは、純正と同じ重さを支えるのに必要な空気圧が変わることがあります。XL規格のタイヤにする場合は、空気圧をいくつにすればよいかタイヤ店で確認してもらうと安心です。
我が家のスタッドレス「ダンロップ SJ8」を使ってみた本音
我が家のデリカD5が履いているのは、ダンロップのSUV用スタッドレス「SJ8」です。現在は後継モデルの「WINTER MAXX SJ8+(プラス)」が販売されています。
私のスタットレスは純正ホイールですので、225/55R18です。スタットレスを購入したのは2年前の2024年で2シーズン目です。

スタッドレスなのに静か:スマホで測ってみた
以前、夏に履いているBFグッドリッチKO2とSJ8のロードノイズを、スマホのアプリで測って比べたことがあります(数値は中央値)。
| 速度 | ダンロップ SJ8 | BFグッドリッチ KO2 |
|---|---|---|
| 60km/h | 78dB | 81dB |
| 40km/h | 76dB | 79dB |
どちらの速度でも、SJ8の方が約3dB静かでした。KO2はブロックの大きいオフロードタイヤなので当然ではありますが、SJ8は「スタッドレスはうるさい」というイメージとは違い、静かで安定した乗り心地でした。※スマホでの計測なので参考値です。
▶ 計測方法や詳しい結果はこちら:デリカD5のオフロードタイヤはうるさい?BFグッドリッチKO2とスタッドレスのロードノイズを実測比較!
雪道・凍った道での感想
前回のシーズンはスキーへ4回ほど行きましたが、その時の印象としては走る、止まる、曲がるは問題ありませんでした。凍った道は速度を落としていたので、それほど滑ったなーと想うことはありませんでした。また、高速道路の安定性も非常に良かったです。
気になったところ
ただ、スタットレスなんでどうしても多少の柔らかさがあります。そこだけは多少気になります。高速時にはねるとその柔らかさがわかります。
デリカD5におすすめのスタッドレスタイヤ5選【2026-2027年シーズン】
デリカD5の純正サイズ(215/70R16と225/55R18)がどちらも用意されている、SUV用のスタッドレスから5本を選びました。2026年9月に発売された新モデルも入っています。
| 商品名 | 特徴 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| ダンロップ WINTER MAXX SJ8+ | 氷・雪・乾いた道のバランス型 | 関東などから週末に雪山へ行く人 |
| ブリヂストン BLIZZAK ICEPEAK | 2026年の新モデル。氷上性能と長持ちを強化 | 雪国在住・凍った道をよく走る人 |
| ヨコハマ iceGUARD 8 SUV | 2026年の新モデル。氷上性能が大きく向上 | 性能と燃費のバランスを重視する人 |
| ブリヂストン BLIZZAK DM-V3 | ICEPEAKの前モデル。実績豊富 | 実績のあるタイヤを手頃に買いたい人 |
| グッドイヤー ICE NAVI SUV | 安定感と静かさ | 価格重視・街乗り中心の人 |
① ダンロップ WINTER MAXX SJ8+(ウインターマックス SJ8プラス)
我が家が履いているSJ8の後継モデルです。水の膜を素早く取り除く「ナノ凹凸ゴム」を採用し、メーカーによると、前のモデルと比べて新品時の氷上ブレーキ性能が14%、氷上でのコーナリング性能が11%向上しています。
- SUV専用設計
- 純正サイズ:225/55R18 98Q、215/70R16 100Q
前モデルのSJ8で静かさに満足している我が家にとっても、次の第一候補になるタイヤです。
② ブリヂストン BLIZZAK ICEPEAK(ブリザック アイスピーク)【2026年新発売】
2026年9月1日に発売されたばかりの、ブリヂストンの最新スタッドレスです。前モデルのDM-V3と比べて、氷の上でブレーキをかけたときの止まるまでの距離が11%短くなり、すり減りにくさ(摩耗ライフ)も14%向上しています(メーカー発表)。重くてパワーのあるSUVやEV向けに作られているので、ディーゼルで力強いデリカD5とも相性が良さそうです。
- 純正サイズ:225/55R18 102Q XL、215/70R16 104Q XL
- XL規格のため、空気圧はタイヤ店で確認を
発売されたばかりなので、この冬は価格が高めになりやすい点は覚えておきましょう。
③ ヨコハマ iceGUARD 8 SUV(アイスガード8 SUV)【2026年新発売】
横浜ゴムが2026年9月1日から発売している、SUV用の新モデルです。前モデルのG075と比べて、氷上性能が14%、雪上性能が4%、すり減りにくさが11%向上し、ころがり抵抗は14%小さくなっています(メーカー発表)。ころがり抵抗が小さいほど、燃費には有利です。
- 純正サイズ:225/55R18 102T、215/70R16 100T
- 我が家と同じ235/70R16も用意あり
④ ブリヂストン BLIZZAK DM-V3(ブリザック DM-V3)
ICEPEAKの前モデルで、長く多くのSUVオーナーに選ばれてきた定番です。新モデルが出たことで、在庫があるうちは価格が手頃になっていることがあります。「最新でなくてもいいから、実績のあるタイヤを手頃に」という人には狙い目です。
前モデルなので、製造年が古いものが混ざっていることもあります。購入するときは、タイヤ側面にある4桁の数字(製造年と週)も確認しましょう。
⑤ グッドイヤー ICE NAVI SUV(アイスナビ SUV)
グッドイヤーのSUV用スタッドレスです。国内大手メーカーの最新モデルと比べると価格が手頃なことが多く、「雪道は年に数回、普段は街乗り中心」という使い方なら十分な選択肢になります。
- 純正サイズ:225/55R18 98Q、215/70R16 100Q
迷ったらこれ!タイプ別のおすすめ
| こんな人 | おすすめ |
|---|---|
| 関東などから週末にスキー・雪山へ行く(我が家タイプ) | SJ8+ / アイスガード8 SUV |
| 雪国に住んでいて、凍った道を毎日走る | ブリザック ICEPEAK |
| とにかく価格を抑えたい | ブリザック DM-V3(在庫品) / アイスナビ SUV |
スタッドレスへの交換時期はいつ?
目安は「最低気温が7℃を下回るようになったら」です。夏タイヤは気温が下がるとゴムが硬くなり、雪がなくても滑りやすくなります。
| 地域 | 交換の目安 |
|---|---|
| 北海道 | 10月下旬〜11月上旬 |
| 東北 | 11月上旬〜中旬 |
| 関東・甲信越 | 11月中旬〜12月上旬 |
| 北陸 | 11月中旬〜下旬 |
| 東海・関西以西 | 12月上旬〜中旬 |
初雪の時期は年によって変わります。スキーや雪山に出かける予定があるなら、その1〜2週間前までに交換しておきましょう。
また、11月後半からはタイヤ店がとても混みます。お店で購入して交換までお願いするなら、10月〜11月前半に予約しておくのがおすすめです。
▶ 自分で交換する場合の手順や工具は、こちらで写真つきで解説しています:デリカD5 スタッドレスから夏タイヤへの交換時期・手順・保管方法を徹底解説
スタッドレスでも油断は禁物!冬のデリカD5で気をつけたいこと
4WDでも「止まる力」はタイヤ次第
デリカD5の4WDは、雪道の発進や登り坂でとても頼りになります。ただ、止まるときや曲がるときの性能は2WDとほとんど変わらず、タイヤのグリップが頼りです。4WDだからと油断せず、雪道ではスピードを控えめにしましょう。ただ、デリカの4WDの力は偉大です。急な大雪でも4WDならかなりの道を進んでくれるので、安心です。
「チェーン規制」ではスタッドレスでもチェーンが必要
実は、忘れちゃいけないのがこれです。大雪のときに出される「チェーン規制」の区間では、スタッドレスタイヤを履いていても、タイヤチェーンを付けないと通れません。国が指定した国道や高速道路の一部区間で、異例の大雪のときに実施されます。
スキーや雪山に行くなら、スタッドレスに加えて、デリカD5のタイヤサイズに合うチェーン(布製や樹脂製など)も積んでおくと安心です。
スタッドレスの寿命もチェック
溝の深さが新品の半分になると出てくる「プラットホーム」という目印が見えたら、冬用タイヤとしては使えません。溝が残っていてもゴムは年々硬くなっていくので、使い始めてから3〜4シーズンが買い替えの目安です。ここからはあくまで参考ですが、私は過去にミニバンで6シーズン履いていたことがありますが、走ることは可能です。ただし、止まるのが・・・危ないです。したがって早めの交換がいいと思います。
寒い日のアドブルーは大丈夫?
ディーゼルのデリカD5に乗っていると、アドブルー(尿素水)が凍らないか気になる方もいるかもしれません。アドブルーは約−11℃で凍りますが、デリカD5にはヒーターが付いているので、エンジンをかければ自動で溶けます。
▶ アドブルーの補充方法はこちら:デリカD5のアドブルーを自分で補充!費用・手順・おすすめ商品を完全解説
まとめ
- デリカD5の純正サイズは、Mグレードが215/70R16、それ以外は225/55R18
- 車重が2トン近いので、SUV用のスタッドレスを選ぶ
- 関東などから週末に雪山へ行くならSJ8+やアイスガード8 SUV、雪国ならブリザック ICEPEAK
- 価格重視ならブリザック DM-V3の在庫品やアイスナビ SUV
- 交換は最低気温7℃が目安。タイヤ店は11月後半から混むので早めに予約
- チェーン規制の区間では、スタッドレスでもチェーンが必要
冬のデリカD5は、雪道でも頼れる最高の相棒です。自分の使い方に合ったスタッドレスを選んで、今年の冬も家族で安全に出かけましょう!
▶ 夏はオフロードタイヤを履きたい方はこちらもどうぞ:デリカD5に合うオフロードタイヤおすすめ5選!ATとMTを徹底比較【2026年最新・純正サイズ対応】


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